公開時、劇場でも見たし、テレビの洋画劇場でも見たし、ビデオも何回か借りて見たけど、新作「ポセイドン」の前にDVDでもう一度復習しておこう。
本当のパニック映画の傑作、草分け的な王道映画です。
ひっくり返るまでの船の上で、登場人物の背景となる人間ドラマがしっかりと描かれていて、キャラクターがはっきり分かって、その後の「アドベンチャー」での役回りが楽しい。こういう人物の描き方が最近のパニックものには薄いから感動まで持って行けないのだよ。そして、画面はずっと左右に揺れています。船だから。
船がひっくり返る大食堂?の場面は「何でもかんでも逆さま感」がはっきりしていてよかったけど、どんどん上に逃げて行くにつれて「さかさま感」の面白さが無くなっていったのは残念。ときどき散髪屋とかトイレとかのシーンで「さかさま」なんですよって確認して見せたけど、逃げいて行くルートには「さかさま感」がなさすぎた。リメイクの「ポセイドン」ではどうなっているのか、そこが楽しみ。
パニック映画でボクが大好きなスタローンの「デイライト」は、実はこの映画とまるっきり同じだったのね。再確認。
(DVD Review Point ☆☆☆☆)
June 7, 2006
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