オープニング、海の底から見たポセイドン号〜そのまま海の上に上がってポセイドン号の正面から側面〜そのままデッキを走る人物のアップ〜そして船の後ろへまわってクルっと一周して、さっきの走る男のアップへ〜というカットなしの撮影に唖然とした。どないして撮ってるんや!最近、オープニング・シーンはこういう長回しのシーンを使う映画が多くなって来たけど、何が原因?画期的な技術ができたってこと?CGとダブらせて繋いだら出来ることなの?ラジコン・ヘリによる撮影??誰か知りませんか〜?
さて、始まって10分で船は沈没。大画面で見る超大津波?は大迫力。この監督、「パーフェクト・ストーム」でも海、波、水にこだわってたけど、今回はかなり本物の水で勝負したようね。CGじゃない感じがした。
転覆して即「脱出組」が結成されるんだけど、メンバーが自分勝手な?やつらで「みんなで脱出するんだー」なんて気がなくて、自分だけ逃げたらええねんと、シラン顔して行きよる。ジーン・ハックマンみたいな牧師さんがおらんかったら、こんなもんなのかね。それぞれの人物のドラマなんて二の次で、パニックシーンの連続であっという間に「脱出成功」!時間にして98分の脱出劇!
この「お手軽感」が、よかったのか悪かったのかは別にして、充分楽しめたパニック映画でした。エレベーターが落ちてきそうなハラハラシーンでは「シンドラー社のエレベーターや〜!」と思うと怖さも倍増。水にもぐるシーンで一緒に息を止めたりしたけど、ボクは毎回溺死してました。
(Movie Review Point ☆☆☆★)
June 18, 2006
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