監督→樋口真嗣&特技監督→神谷誠ときたら特撮映画ファンなら見に行かざるをえんでしょう。平成ガメラですがな。
ところが、さっぱりダメでした。最初、阿蘇が噴火して、熊本城がドカーンとなって、石坂浩二首相がのったエアフォース・ワンがボカーンとなるとこまでは期待して見れたんやけど、その後、どんどんおもろなくなっていく。この首相の役は小林桂樹にやってほしかったなあ。
大地真央大臣はキレイすぎたけど最後までがんばっていた。最後の演説シーンは全く感動できなかったけどね。
ひどいのはクサナギ・イザナギくん。柴咲コウのセリフにいちいち「え?」って聞き返すのやめて。弱々しいったらありゃしない。そんなことじゃあ、こんな大災害が来たら一番最初に死んでまうでー。そういうボクも一番最初に死んでまうタイプやけど、絶対に潜水艦になんか乗らんで。
トヨエツはクレイジー博士になりきってなかった。
災害パニック映画を期待してたけど、日本が沈没する!っちゅうわりには、雰囲気がのべ〜っと緊張感ないし、沈没し始めてるのに主人公たちはあんまり慌ててないし、これだけ沈みましたよ〜という日本を宇宙から見た図も分かりにくい。どこにもパニックない。ラブストーリーかと思えば、こんな煮え切らん男になんで柴咲コウはほれたんや?と思うし。
結局、沈没したのは監督の樋口シンジですから〜。残念!(古っ)音楽もサイテー。
(Movie Review Point ☆)
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